1968年式のジャガーE-TYPE。
レストアのために運ばれて来ました。

意外と程度のよいE-TYPEだ!
ボディラインもしっかりしてるし、メッキ部品も特に錆びていない。
エンジン、足廻りは、O/Hとお化粧が必要だ。
内装も張替えが必要だけど、
そんなにたいした作業ではないぞ。

と思っていたら、こんな事になるとは・・・(!)


分解作業と並行しながら、塗装を剥がしていったら・・・
「なんだこれは!」
ひどいぞ----- ひどいぞ----- ひどすぎる!!
ボディラインのほとんどがパテでごまかしてる。
しかもその中は、腐ってるぞ---------------!

何かとんでもない事になりそうな予感・・・。


腐っていたのは左右のステップとフロアパネル。
リアのホイールハウスまで駄目でした。

お客さんに連絡して状況を見てもらう事になり、
その結果、ホイールハウスは途中まで
ステップとフロアパネルは全て作り替える事に・・・

これは大変な作業じゃ-----------!

見えない所まで観る事になるので、
追加の作業がどうしても増えてしまいますが、
この作業をしっかりやっておかないと
単なるごまかしの板金塗装になってしまいます。
せっかくお金をかけるなら思い切ってやっちゃいましょう。

まず、フロアパネルのサイズを計り、
新しい鉄板で同じ物を作ります。

フロアパネルを切り取り、作った鉄板を溶接していきます。

今度はステップ。
ステップはボディサイドまで一体になっているので、
丸ごと作り直しです。
同じ要領でパネルを作って行きますが、
今度は、アールがあるので、
板金屋の腕の見せ所!

板金ハンマーと当てがねで根気よく、
アールを作って行きます。

ここまで来れば一安心。ボディの板金はほぼ完成!

後はボディラインを整えて塗装工程に入ります。
程度の良いシリーズ1の前期型
エンジンも綺麗
エンジン・足回りを取り外し
エンジンもレストアへ
このあと、窓も全て取ります
リアの足回り・デフも全て取ります
ステップを全部取っちゃった
仮組で全体のラインを整える
お~。逆さまになっている
フロアのレストアも効率UP
フロアパネルに穴が
新しくなったフロアパネル
フロアパネルの修復も完璧
サフェーサーを吹いて下地処理
塗装を終えて出来上がったのがこのジャガー
E-TYPEです。

「ここまでやらなくても」という方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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